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ストーリー
幕末から明治。激動の時代を知恵と愛で生き抜いたある家族がいた。
代々加賀藩の御算用者(経理係)である下級武士の猪山直之(堺雅人)は、家業のそろばんの腕を磨き出世する。 しかし、親戚づきあい、養育費、冠婚葬祭と、武家の慣習では出世のたびに出費が増え、いつしか家計は火の車。 家の窮地に直之は、“家計の立て直し計画”を宣言。家財を売り払い、妻のお駒(仲間由紀恵)に支えられつつ、家族一丸となって倹約生活を実行していく。
見栄や世間体を捨てても直之が守りたかったもの、そしてわが子に伝えようとした思いとは。
世間体や時流に惑わされることなく、つつましくも堅実に生きた猪山家三世代にわたる親子の絆と家族愛を描いた物語。
受賞
平成23年度児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)「児童福祉文化賞推薦作品」
第20回日本映画批評家大賞 助演女優賞:松坂慶子 / 審査員特別演技賞:大八木凱斗 / 脚本賞:柏田道夫
第30回藤本賞 藤本賞・特別賞:Hara Office
第65回毎日映画コンクール 美術賞:近藤成之
第36回報知映画賞 最優秀男優賞:堺雅人
第35回日本アカデミー賞 主演男優賞:堺雅人 / 美術賞:近藤成之
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